空宙玩具
http://skytoy.michikusa.jp/
仮チラシ3号

ゴジラ島演劇inゴジラ島
試演会に感動の輪!!
核燃料生化学処理工場(通称、ゴジラ島)でのアラシ・イデ両隊員の生活を描く演劇『なだらかな戦線』の試演会がゴジラ島で行われた。企画団体「空宙玩具(TACO)」の「一般公開の前に、ぜひ御本人たちに見てほしい」という強い要望を受けて実現したものである。ゴジラ島には演劇を上演できる施設がないため、屋外に舞台を特設しての上演となった。
昼間、舞台の設営作業中に雨が降り、開催が危ぶまれたが、日没後は満天の星空となった。
アラシを演じた大森一摩さんは「御本人たちを前に演じるということで、いつもとは違うプレッシャーに押しつぶされそうになりました」と緊張さめやらぬ様子。イデを演じた山内崇裕さんは「街の中と違って、星が本当に近く感じられました。舞台に立っていて、こんなにたくさん蚊に刺されたのは初めてです」語った。大森さんが「だけど、こんなに気持ち良かったのも初めてですよ」とフォローすると、山内さんはうなずきながら腕にかゆみ止めをぬっていた。
演出を担当した角田達朗さんは「現時点ではまずまずの出来でしたが、これに満足するわけにはいきません。もっとハッとしてマイッチング〜な感じにしないと」と後半が意味不明。複数のギャグを組み合わせたのが裏目に出た模様だ。演出助手の辻村瑛子さんは「俳優の存在感が本物に遠く及ばない。身体の使い方を根本的に直さないといけませんね」と厳しい意見。制作担当の小池未樹さんは「DM発送作業で徹夜してしまったので、途中から眠ってしまいました。眠れる芝居は良い芝居だと誰かが言っていたのを信じます」と目をこすっていた。脚本担当の二和進さんは終演後もメモ帳を片手にアラシ・イデ両隊員にインタビューするなど、取材に余念が無かった。
一方、自分たちの生活が演じられるのを観た両隊員は、一様に驚いていた。アラシ隊員は「私たちが歌を歌うシーンがありましたが、本当は二人とも音痴なんですよ。でも、あんなふうに演じてもらえるのは、うれしいものですね」と表情をゆるませた。イデ隊員は「間もなくゴジラ島見学ツアーが始まって観光客が訪れるようになります。この劇を観た方から歌をリクエストされてもいいように、レッスンに励みます」と前向きに語った。
ゴジラにも上演を見せようとギリギリまで会場選びが続いたが、ゴジラに着席可能な空間が見つからず断念。結局ゴジラはモニターによる観劇となった。ずっと興味が無さそうにしていたが、「科学特捜隊の歌」が歌われる場面では大きな叫び声を上げて熱光線を放射した。